皆さんはご自分のヘアポロシティ(髪の多孔率)をご存知ですか?
実はカーリーガールメソッドのケアが「なぜか効かない」原因がここに隠れていることがあります。
私はずっと自分の髪は”ミドルポロシティ”だと思っていました。
でも最近、それがガラッと覆る出来事があって…
実は“ローポロシティ”だとわかったんです。
そこからCMC補給ケアを始めて、1ヶ月で髪に徐々に変化が見られたのでレポートしました。
📖 この記事でわかること
- ローポロシティの特徴と簡単な見分け方
- CMC(細胞間脂質)とケラチンの役割の違い
- ローポロシティに合ったCMC補給の始め方
- 50代くせ毛が1ヶ月実践した髪の変化レポート

ローポロシティの髪は、水スプレーをするとこんなふうに水を弾きます!
いったん水を弾いたあと、ゆっくりとしみ込んでいき、
余った水分はぼたぼたと垂れる状態になります。
| 項目 | 🌸 ローポロシティ (低多孔質) |
🌿 ハイポロシティ (高多孔質) |
|---|---|---|
| キューティクルの状態 | 固く閉じている | 開いている・剥がれている |
| 水分の入りやすさ | 入りにくい(水を弾く) | 入りやすい(すぐ濡れる) |
| 水分の抜けやすさ | 抜けにくい(乾きにくい) | 抜けやすい(すぐ乾く) |
| スタイリング剤 | 表面に残りやすく、ベタつきやすい | ぐんぐん吸い込むが、すぐ乾燥する |
| ケアのポイント | 「温める」「水溶性」で浸透させる | 「密閉」「油分」で潤いを逃さない |
| おすすめの剤形 | ムース、軽めのミルク | こってりクリーム、重めのオイル |
もしまだ自分のポロシティを調べたことがない人は、「フロートテスト」を
ぜひ試してみてください。
コップに水を入れて、髪の毛を1本浮かべしばらくして沈んだらハイポロシティ、
沈まず浮かんだままならローポロシティの可能性が高いです。
ちなみにビルドアップした髪の毛も被膜が水を弾くので沈みにくいです。(簡略版ですので
その点はご了承ください。同じ方でも場所によって違うということもあるそうです)
ポロシティに合ったヘアケアを始めると、くせ毛のスタイリングにも良い影響が出てきました。
ローポロ疑惑…カラーが入らない!
きっかけは、久しぶりのヘアカラーでした。
縮毛矯正を卒業したタイミングで、「ずっとやってみたかったカラーに挑戦しよう!」と思い、美容院へ。ところが…びっくりするほど色が入らず、なんとその日は施術料を免除していただくことになりました。
美容院を変えて再チャレンジしてみたのですが、そこでも同様の結果に
カラー剤の業者さんに問い合わせしてくださいましたが、たまにそういう方もいる、との回答。
解決方法はわからないそうです。(そんな無責任な…)
そんな出来事のあと、たまたまX(旧Twitter)で交流のあるブロガーさんのぜろはちさんが書かれていた“髪のポロシティ”についての記事を読んだのです。
「もしかして…カラーが入らなかったのって、ポロシティが原因なのでは?」と疑念がふつふつと生まれてきました。
思い返してみると、最近ちょっとした違和感が増えていたんです。
日によって
髪の乾燥具合がバラバラ
艶が出ない日がある
一部だけゴワついて
カールがきれいに出ない
でも正直なところ、「年齢的なものかな」と半ばあきらめていた部分もありました。
もしこれが、水分や薬剤を通しにくい“ローポロシティ特有”の状態だとしたら…。
これまで当たり前だと思って続けてきたヘアケアやスタイリング方法そのものが、
実は合っていなかった可能性があります。
この出来事は、私がヘアケアを見直す大きなきっかけになりました。
こんなにあったローポロ疑惑
カーリーガールメソッドで推奨されるコーウォッシュやノープーだと髪が重たく感じる
油脂系カールクリームが日によって妙に重く感じることがある
シリコーン入りクリームを使うとカールキャストがうまく作れない
さらっとした水状ジェルのほうがきれいなリッジ(被膜の固定)ができる
カチオン系界面活性剤の多いムースを使うと一日の終わりには髪がべたつく
ミネラル系・シリコン系のオイルでキャストを崩すと艶がなくなる
実はこれらはすべてローポロシティの特徴なのだそう…

こんなに思い当たる節があるのに…
なぜ気づかなかったのか
実は私、カーリーガールメソッドを始めたきっかけが「ビビリ毛の補修」でした。
だからなのか、髪のごわつきに対する感覚がどこか麻痺していた気がしています。
「これくらいの乾燥やごわつきなら、あの頃のビビリ毛に比べたら全然マシ!」
そんなふうに自分に言い聞かせて、ちょっとした違和感をスルーし続けていました。
今回あらためてフロートテスト(髪がどれくらい水を吸収するかを見るテスト)
を実施してみたところ、結果は、1時間経っても沈まない。
自分でもびっくりするくらい、分かりやすいローポロシティ判定でした。

これまで使っていたプロダクトを
見直すことになりましたとさ
ローポロシティは髪の毛に被膜成分が蓄積しやすいので
✅
シリコーン
✅
ポリクオタニウム系の
合成ポリマー
✅
カチオン系界面活性剤
(〜クロリド、クオタニウム)
などの髪の毛に被膜を強く残す成分をなるべく避けることにしました。
一番気をつけたのはジメチコンなどの吸着性の強いシリコーンです。
三人に一人はローポロシティ

調べものが好き♪
“ローポロ特有のごわつきや乾燥、カールの艶不足…。
これをどう改善していくのか、自分なりに調べてみました。
Instagramだったと思いますが、
とある美容師さんが日本人の三人に一人がローポロシティだと
おっしゃっていました。
さらにくせ毛でローポロシティとなると…
もしかしたら世間的にはマイノリティなのかもしれません。
一般的にカーリーガールメソッドの発信をしている方たちは、
見た目だけの判断ではありますがハイポロシティの方が多い気がします。
意外だったのはjigeecurlsのアレクシスさんがローポロシティであるとおっしゃっていたことです。
ご本人も意外そうでした。

意外と自分では気づきにくいものなのかも
しれません
わたしもせいぜい娘の髪の毛の質感を知っているぐらいです。
試しにローポロシティで検索をかけると、海外のサイトばかり現れます。
特に海外のヘアケアプロダクトは
・ポロシティ別
・髪色別(ブロンド用・黒髪用など)
といったように、自社製品をかなり細かくカテゴリー分けされているのが印象的。
一方で、日本のプロダクトを探してみるとポロシティ別にカテゴライズされている
ものは皆無です。
ストレート用かくせ毛用かの二択。
ストレートでもくせ毛でもポロシティが違えば必要な成分もケア方法も変わるはずなのですが、
まるで「日本人は全員同じポロシティ」前提のような商品設計なんです。
それならば…自分なりに研究してみるしかなさそうです!
【重要】CMC(細胞間脂質)とケラチン(プロテイン)の違いについて
| 項目 | 💧 CMC(細胞間脂質) | 🌿 ケラチン(プロテイン) |
|---|---|---|
| 場所 | キューティクルの隙間(細胞間) | 髪の内部(コルテックス) |
| 役割 | 保湿・潤滑・キューティクルの接着 | 髪の強度・弾力・形状維持 |
| 不足すると | ごわつき・艶なし・カール崩れ | 切れ毛・パサつき・コシのなさ |
| 補給方法 | CMC配合トリートメント・美容液 | プロテイントリートメント |
| ローポロとの関係 | 蓄積しにくく不足しやすい | 被膜が残りやすいので過剰注意 |
髪の内部や外部の補修材で有名な成分はケラチンとCMCです。
縮毛矯正でビビリ毛になったときもこの二つの成分で補修しました。
CMCはあまりポピュラーではないかもしれませんが、
セラミドと聞くとピンと来る方も多いのではないでしょうか?
ただ今の自分の髪の毛の状態が、ケラチン不足なのか、CMC不足によるものなのか、
はっきりとわからないというのが正直なところ。
髪の毛の【ごわつき】が乾燥によるものなのか、ダメージが進んでいるからなのか、
素人には意外とわからないものです。
私は2年以上ケミカル的な処置は行っていないので、
自分の髪の毛のごわつきや艶不足の原因は、
“CMC(細胞間脂質)”(通称セラミド等)が不足している可能性が高そうだと予測を立てました。
CMCは、キューティクル同士の“潤滑油”の役割もしているそうなので、
この作戦が成功すれば、ごわつき解消大いに期待できます!
🌿 ケラチンという名のプロテイン(タンパク質)について
ローポロシティの髪の毛は内部の隙間がかなり狭いので、
加水分解ケラチンなどのタンパク質系補修成分をたくさん入れてしまうと、
「補修しているはずなのに、なぜかゴワつく…」という現象が起きてしまうそうです。
海外製品でよく「ノンプロテイン」の製品を見かけるのですが、
ケラチンに過剰に反応してしまう人向けだそうです。
日本ではこの過剰補給に言及している記事を全く見かけませんので、
知らない方も多いかもしれません。
ケラチンは髪の毛に必要な補修成分であることは確かなのですが、
ケラチン系トリートメント(加水分解〜)を続けているのに手触りが悪くなるときは、
もしかしたら「髪に詰め込みすぎ」なのかもしれません。

そして以前使っていた「髪風船さんのビビリ毛補修セット」を引っ張り出してみたところ……
なんと、その中にCMC関連のプロダクトが2種類も入っていることに気づきました♪
やったー!
早速CMC集中補給を始めることにしました。
🧴 CMC補給ルーティン(約1か月間)
週1でプレシャンプーを実施
ビルドアップを落としてから補修成分を入れるのがポイント
乾燥が気になる箇所に リードオイル(油溶性CMC・ノンシリコン)をなじませる
✨ 翌日の変化
髪がとても軟化し手触りも良好。たった1日でここまで変化を感じられるとは思っていなかったので驚きました。
💇 スタイリングはいつも通り
スプレーで髪を湿らせる → カールブラシで束を作る → ジェル(カーリーミーのメルティハードジェル)で蓋
髪風船さんのCMCローションとリードオイルの大きな特徴は、シリコンなどの「塗膜系成分」が入っていないこと。
ビルドアップしにくい設計なので、溜め込みやすいローポロシティの髪にぴったり。
私の課題は「質感アップ」よりも「溜め込まないこと」。できるだけシリコンを避ける方向でケアを組み立てています。
使用前・使用後の写真です。
束感が分かりやすいように、少しだけフィルターで調整しています。
使用期間は約2週間。


シニア世代の、いわゆる「ツヤが失われやすい髪」にライトを当てても、
簡単に天使の輪ができることはほとんどありません。
ノンシリコンのアイテムだけで髪の毛が光を反射していることに驚きました。
中間部分のカールがより力強くなり、うねりの回数が1回増えたように感じています。
毛先については髪の毛が軟らかくなったせいか少々だれ気味ですが、許容範囲内😊
今後は髪の毛が軟らかくなり過ぎないCMCの量を探していくことになりそう。
何よりカールに弾力とツヤが出ると、全体的にとても健康的に見えるんですよね。
シニア世代のカーリーヘアにとってはうれしい変化です♪
エイジングヘアーとカーリーガールメソッド
⚠️ 注意
ローポロシティは何事も過剰を防ぐことが大切らしいので、
CMCの補給もどこかで調整が必要になると思います。
また変化があればその都度レポートしていく予定です。
ポロシティに着目したヘアケアは、実はカーリーヘアだけのものではなく、
シニア世代特有のエイジングによる悩みにも幅広く応用できそうです。
くせ毛のツヤや手触りの変化、気になりだしたら、一度ポロシティを調べてみると、
解決方法のヒントが見つかるかもしれません♪

参考記事 かずのすけさん&いばらさん
💙 かずのすけさん | 美容化学者・ブロガー
CMCとキューティクルに関してはかずのすけさんのブログがとてもわかりやすく理解が深まりました。
かずのすけさんはもともとヘアケアのブログからスタートされていたんですね。
知りませんでした。
この記事がCMC補給の決め手でした。
実はコルテックスが密に詰まっていて、キューティクルの枚数が多い人でも、
このCMCがしっかり補充されていれば
ガチガチ・ゴワゴワの髪の毛にはほとんどなりません。強靭で頑丈なのに美しい髪の毛が少し油っぽいように見えるのは
CMCという油性成分がしっかり毛髪を覆っているからです。
つまり
パサパサでゴワゴワの髪の毛の本当の原因はこのCMCの不足によって
毛髪のキューティクルが柔軟性を失っていることなのです。
🩷 いばらさん | シャンプーソムリエ
髪の保湿・保水についてはシャンプーソムリエのいばらさんの動画を参考にしました。
いばらさんはハイポロシティ。プロの立場から髪の構造やカールのメカニズムを、忖度なしでわかりやすく解説してくれています。ちょっと辛口な語り口がクセになります(笑)
現在はお休み中ですが、再開を楽しみにしているチャンネルです。
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