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くせ毛の乾燥対策に補修はしっかりしましょう、とよく言われます。でも、何を使えばいいのかは、いまひとつ分かりにくいですよね。
「補修」とひとことで言っても、髪に足りないものは人によってちがいます。
この記事では、アウトバスなどに入っているケラチン系とセラミド系(CMC)の2つの成分を整理してみました。
📋 この記事でわかること
✓そもそも髪の「補修」ってどういうこと?
✓ケラチン系・セラミド系が向いている髪質のちがい
✓診断チャートで「自分はどっち?」がわかる
✓ひと目でわかる比較表
そもそも髪の「保湿」ってどういうこと?
髪は大きく〈タンパク質・脂質・水分〉の3つでできていて、このバランスが整っているとしなやかでツヤのある状態になります。
どれかが足りないと、パサついたり、ぺたんこになったり、広がったり…。
だから「補修」は、水分を抱えられる土台(タンパク質と脂質)を整えることまで含めて考えるのがコツです。
💡 ケラチンとCMC(セラミド)って?
ケラチン … 髪の約8〜9割をつくっている「タンパク質」。髪の芯の強さ・ハリコシのもとです。
CMC(細胞膜複合体) … 髪の細胞と細胞をつなぐ「脂質(あぶら)」の層。セラミドはこの中の代表的な成分で、水分を抱えてしなやかさを保つ役目をします。
✨ ざっくり言うと、ケラチン=芯の強さ、セラミド(CMC)=しなやかさ・うるおい、と覚えると分かりやすいです。
ケラチン系が向いている髪質(タンパク質を補う)
まずはケラチン系から。ひとことで言うと「髪の芯を補強して、ハリコシを出す」タイプです。
✅ こんな方に向いています
・髪が細い・柔らかい
・ハリコシがなくてぺたんこになりやすい
・濡れるとやたら伸びる、弱く感じる
・カラーやパーマ、熱でダメージがあり、中がスカスカな感じ
ケラチン(タンパク質)を補うと、髪の芯が補強されて、コシや弾力が出やすくなります。「ふにゃっと」より「しっかり」を目指したい方に向いています。
⚠️ 入れすぎには注意
ただ、タンパク質は入れれば入れるほど良いわけではありません。補いすぎると、髪が硬くパキパキしたり、逆にゴワついたりすることも(オーバープロテイン、と呼ばれます)。「なんだか最近ごわつく…」というときは、少しお休みしてバランスをみます。
ケラチン系おすすめプロダクト
🧴 ケラチン補修なら「髪風船 フィルアップローション」
「しっかりケラチン補修をしたい…」そんなとき、私が選ぶのは髪風船のフィルアップローションです。加水分解ケラチンやコラーゲンなどのタンパク質(PPT)がたっぷり入っていて、しかもシリコンは不使用。傷んだ髪の内側を補ってくれるタイプです。
使用方法は洗髪前にスプレーし洗い流します。
📝 正直レビュー(私の体験)
私は、縮毛矯正でできてしまった“ビビリ毛”(矯正やブリーチで傷みすぎて、チリチリ・縮れてしまった髪のことです)の対策に使いました。ダメージがひどい部分ほど、タンパク質を入れると扱いやすくなってくれました。
⚠️ こんな方には不向き
反対に、ダメージの少ない健康毛の方にはあまりおすすめしません。タンパク質でコシが出すぎて、かえって硬く感じてしまうことがあるからです。「傷みが気になる方の集中補修」と考えるのがちょうどいいです。
※ケラチン(タンパク質)の集中補修剤です。まずは少量から、傷んだ部分を中心に試してみてください。
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🧴 バランスよく補修「アイナ ボーテ ヘアエマルジョン」
「ケラチンもCMCも、どちらもほしい」という方には、アイナ ボーテのヘアエマルジョンがおすすめです。ケラチン(タンパク質)とCMC(脂質)がバランスよく配合されていて、使用感としてはどちらかというと”ケラチン寄り”。髪の芯を補いながら、うるおいも一緒に届けてくれます。
📝 正直レビュー(私の体験)
先ほどの髪風船さんとくらべると、コシの出かたは控えめです。でもそのぶん、ケラチンとCMCのバランスで、髪のダメージをやさしくまんべんなく補修してくれる印象でした。
✅ こんな方におすすめ
・ケラチンとCMC、両方をバランスよく補いたい方
・強すぎる補修は苦手だけど、ダメージはケアしたい方
・まずは”バランス型”から始めてみたい方
※ケラチン×CMCのバランス補修タイプ。少しずつなじませて、髪の様子を見ながら使うと安心です。
アイナボーテ 洗い流さない美容乳液 PPTヘアエマルジョン5.5Amazonで見る楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る
セラミド系・CMCが向いている髪質(脂質を補う)
続いてセラミド系・CMC。こちらは「水分を抱えて、しなやかにまとめる」タイプです。
くせ毛さんはこちらが合う方が多い印象です。
✅ こんな方に向いています
・髪が硬い・太い
・乾燥してパサつく、ゴワゴワする
・湿気で広がる、まとまらない
・くせ毛で、うねりと一緒にパサつきが気になる
セラミドやCMC(脂質)を補うと、水分を抱え込む力が戻って、しっとりまとまりやすくなります。
くせ毛さんは乾燥しやすいので、土台としてこちらから整えると落ち着きやすいです。
⚠️ 注意点
脂質やオイルも、つけすぎると重くなってぺたんこに見えることがあります。まずは少量から、毛先を中心に…が失敗しにくいです。
CMC系おすすめプロダクト
🧴 うるおい補修「セラプリエ ヘアミルク」
じつは敏感肌用のものを探していて、偶然出会ったのがセラプリエのヘアミルクです。カーリーガールメソッドにもフレンドリーで、私の中では”いうことなし”のヘアミルク。ケラチンも入っていますが、使用感はどちらかというとCMC寄りのしっとりさらさらです。
✨ ここがうれしいポイント
・皮脂の構成に近いヒト型セラミドが3種類配合(人のうるおい成分に近いセラミドです)
・γ-ドコサラクトン配合で、ドライヤーの熱から髪を守ってくれる(熱を味方になめらかに整える成分)
・ケラチンも入りつつ、仕上がりはしっとりさらさら
📝 正直レビュー(私の体験)
乾燥やパサつきが気になるくせ毛さんに、とくに合うと思います。うるおいを与えながら、重くなりすぎずに”さらさら”に落ち着いてくれるのがうれしいところ。偶然の出会いでしたが、すっかり定番になりました。
※セラミド(CMC)寄りのうるおい補修タイプ。使い方は商品の説明にそって、毛先中心に少量から試すと安心です。
セラプリエ ヘアミルク 135mL アウトバストリートメント 無添加 低刺激 ダメージ補修 しっとり コーム付Amazonで見る楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る
🧴 やわらかさに驚く「ナプラ CPモイスト ヘアミスト」
ナプラのCPモイストは、ヘアミストタイプのアウトバスです。使うときのコツがひとつだけ。必ず”濡れた髪”に使ってください(乾いた髪だとベタついてしまいます)。美容系インフルエンサーのかずのすけさんも激推しされていて、私が今さら言うまでもないのですが…とにかく髪がやわらかくなります。ノンシリコーンでこの手触りは、正直おどろきました。
✨ ここがうれしいポイント
・ノンシリコーンなのに、びっくりするほどやわらかい手触り
・水溶性の被膜成分だから、髪に蓄積しづらい
・カーリーガールメソッドで使う他のアイテムとぶつかりにくい(相性◎)
📝 正直レビュー&使い方のコツ
個人的には、ごわつきが気になるときのスポット使いがおすすめです。というのも、あまりにやわらかくなるので、髪質によってはカールがだれてしまうことも。全体にたっぷりより、気になる部分にすこしずつ試してみてください。
※必ず濡れた髪に。水溶性なのでCGMの他アイテムと重ねやすいタイプです。
かずのすけさんのレビューはこちら。

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【診断チャート】あなたはどちらのタイプ?
言葉で読むより、当てはまる方をたどってみるのが早いです。今の髪の「いちばんの悩み」で選んでみてくださいね。
Q. 今、いちばん気になるのは?
▼
ぺたんこ/ハリコシがない
柔らかい・細い/濡れると弱い
▼
ケラチン系
(タンパク質)を補う
パサつく/広がる
硬い・太い/ゴワゴワする
▼
セラミド系・CMC
(脂質)を補う
💡 見分けのヒント:濡れた髪が「頼りなく伸びる」ならタンパク質が不足ぎみ、「乾いてゴワつく・引っかかる」なら脂質・水分が不足ぎみ、のサインと言われています。
「両方あてはまる…」という方は、このあとの「くせ毛さんはどう考える?」もぜひ読んでみてください。
【比較表】ケラチン系 vs セラミド系(CMC)
2つのちがいを、ひと目でわかるように表にまとめました。
| |
ケラチン系 |
セラミド系(CMC) |
| ひとことで |
芯の強さ・ハリコシ |
しなやかさ・うるおい |
| 補うもの |
タンパク質 |
脂質(あぶら) |
| 向いている髪 |
細い・柔らかい・ぺたんこ・ダメージ毛 |
硬い・太い・乾燥・広がる・くせ毛 |
| 期待できること |
コシ・弾力が出る |
しっとりまとまる |
| 使いすぎると |
硬く・ゴワつく(入れすぎ注意) |
重く・ぺたんこに見える |
| 合言葉 |
しっかり足りない |
うるおい足りない |
【成分表の見分け方】ボトル裏で探すキーワード
お店で選ぶとき、パッケージ裏の「全成分表示」にこんな名前があれば、それぞれのタイプの成分が入っているサインです。
🧴 ケラチン系(タンパク質)の表示例
・加水分解ケラチン(羊毛)
・ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン
・加水分解シルク/加水分解コンキオリン
・加水分解コラーゲン
・加水分解コムギタンパク/加水分解ダイズタンパク
・ケラチン、アミノ酸類(セリン・グリシン など)
💡 コツ:「加水分解◯◯タンパク」「加水分解ケラチン/シルク/コラーゲン」のような”加水分解+たんぱく系”の字面が目印。
🧴 セラミド系・CMC(脂質)の表示例
・セラミドNP/セラミドAP/セラミドEOP/セラミドNG(ヒト型セラミド)
・セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド(疑似セラミド)
・ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)(CMC補修)
・コメヌカスフィンゴ糖脂質、グルコシルセラミド(植物由来)
・コレステロール、フィトスフィンゴシン、脂肪酸 など
💡 コツ:「セラミド+アルファベット」「◯◯セラミド」の並びや、”疑似セラミド/CMC”と書かれた油分系が目印。
✨ ミニ知識:全成分表示は、基本的に配合量の多い順に並んでいます(※1%以下の成分は順不同)。目当ての成分が前のほうに書いてあるほど、たっぷり入っている目安になりますよ。
くせ毛さんはどう考える?
ここまで「どっちか」で分けてきましたが、実は髪はタンパク質・脂質・水分の”バランス”が命です。
どちらか一方だけをずっと入れ続けると、かえって崩れてしまうことも…。
くせ毛さんは乾燥しやすいのでセラミド・CMCが土台になりやすいのですが、ダメージが強い時期はケラチンも欲しくなります。
夏から秋への移行期、湿度が低くなり、髪の毛は乾燥したり静電気が起きてきます。
そんな時、このふたつの成分の役割をなんとなく知っていると日々のケアに役立つかもしれません。
私自身も、季節やダメージ具合でこの2つを使い分けています。
📋 この記事のまとめ
・補修は〈タンパク質・脂質・水分〉のバランスで考える
・ケラチン系=芯の強さ・ハリコシ。細い・柔らかい・ダメージ毛に
・セラミド系(CMC)=しなやかさ・うるおい。硬い・乾燥・広がる・くせ毛に
・どちらも「入れすぎ注意」。その日の髪を見て選ぶのがコツ
・成分表では「加水分解◯◯タンパク」=ケラチン系、「セラミド◯◯」=セラミド系が目印
kiki
長い文章にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。自分の髪の毛の調子が分かると、ケア選びがぐっとラクになりますよ♪

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