先日こちらの本を購入しました。

英語の書籍ですが、
Googleのリアルタイム翻訳機能で全くストレスなく読了できました。
専門書ではないので英語が得意な方だったら、
そのまま読めてしまうと思います♪
これまで、さまざまなカーリーガールメソッドの動画を見てきたものの、
正直「なぜそうするのか」が分からないまま、うまく再現できずにいました。
ところが、この本を文章でじっくり読むことで、理解が一気に深まりました。
「あ!そういうことだったんだ!」の連続で、読み進めるのがとても楽しかったです♪
それぞれの工程が
- どんな目的で行われているのか
- どこをゴールにしているのか
が明確に説明されているため、
これまで点でしか理解できていなかったカーリーガールメソッドが、
一本の線として繋がっていく感覚がありました。
海外の本なので、日本の環境でそのまま実践するのは難しい部分もあります。
硬水と軟水の違い、シャンプー頻度の常識……前提が違うからです。
それでも、1か月試してみて思ったのは
テクニックよりも「マインド」が大事だということ。
くせ毛を直すのではなく、活かす。
自分のカールを否定しない。
この考え方は、国が違っても変わらないと感じました。
くせ毛という共通点だけで、
世界のカーリーたちとつながれる。
それが、想像以上に楽しかったのです。
動画ではどうしても「手順」だけが目に入りがちですが、
文章で読むことで背景の理屈や考え方まで理解できたことが、
とても良い読書体験でした。
この記事では、『Curly Girl the Handbook』の中から、
私自身が実際に試してみて
「これはカーリーヘアのヘアケアやスタイリングのヒントになる」と感じたTipsを、
いくつかご紹介していきたいと思います。
カールのリフレッシュ方法

朝起きて、顔回りのカールがだれていたり、後頭部のボリュームがなくなっていたり…
なんてことはカーリーガールあるあるだと思います。
そんな時私はフィンガーコイリングで指にくるくる巻いてほどく、を繰り返して
リフレッシュさせていました…のですがうまく行かないことも多くて困っていました。
そんな悩みを解決してくれたのはこちら。
本当にちょっとしたことなのですが効果抜群だったのであえて紹介しますね。
少し濡らした髪の毛の束を、鉛筆に巻き付けるように指に巻いたら、
そのまま1分待つ、だけです!
え!そんなことやってるよ!と仰る方も多いかと思いますが、
一分という時間がポイントです。
一分計ってみてください。結構長いです。
YouTube動画やInstagramでフィンガーコイリングの動画を見かけますが、
くるくると巻き付けてすぐにほどく動画がほとんどです。
1分って計ってみると意外と長いです。でもこの手法はそれだけの価値があります!
指にくるくる巻いたら、少しテンションをかけながら地肌に直角にホールドして待つと
さらに効果的でした。
地肌が弱い方はあまり強く引っ張らないようになさってください🙏
自分の髪の毛に必要な時間がだんだんわかってきます。
“You will amazed at how quickly your hair can revive!” 本書より引用
この言葉の通り、自分のカールの復活力に驚かされました。
ダブルクリップの新しい使い方

もうひとつ驚いたのが、ダブルクリップの使い方です。
髪の根元がぺたんこにならないよう、
前髪から頭頂部にかけての髪をダブルクリップでつまみ、
そのままディフューザーで乾かす手法は、
カーリーガールメソッドではおなじみですよね。
私も御多分に漏れず、動画を見ながら真似してやっていたのですが、
どうにも思ったように立ち上がらない…。
理由はエイジングによるコシの無さだと思います。
ところがこの本では、
ダブルクリップにジェルを塗ってから髪の毛をつまみ上げる
という、なんとも斬新な方法が紹介されていました。
正直、最初は
「これはちょっと日本人には思いつかない大胆さでは?」
と思ったのですが、実際に試してみると――
これが、エイジング毛の猫っ毛に効くのか
いい感じに立ち上がるのです。
ジェルのホールド力を“髪”ではなく“クリップ側”に使う、
という発想に、思わず唸ってしまいました。
さらに、
乾燥させると顔まわりの髪が浮いてきてしまう軟らかい髪質のカーリーの悩み
にもダブルクリップは有効です。
浮いてしまう顔まわりの毛を、
あらかじめダブルクリップで「寝かせるように」「ぶら下げるように」軽く止めて、
そのまま乾くまで待つだけ。クリップの自重トレーニングです(笑)
イメージはパーマ用の細いロッドを顔回りにぶら下げているあの構図です。
無理に引っ張ったり、スタイリング剤を足したりしなくても、
乾かし方ひとつで落ち着かせられるというのは、
目から鱗でした。
その後、年上の女性と会話しているときに、「それはピンカールの一種だね」と言われました。
ドライヤーが普及する前の女性たちはさまざまなテクニックを駆使していたのだなと、
あらためてリスペクト!
【curly girl THE HANDBOOK】のこと

作者のロレイン・マッシー(Lorraine Massey)氏は、長年くせ毛と向き合ってきたヘアスタイリストです。
本書の解説は、髪の構造やくせ毛の特性を熟知した専門家ならではの視点で書かれており、非常に説得力があります。
特に画期的だと感じたのは、ヘアケアやスタイリング方法をカールタイプ別に細かく紹介している点です。
日本で広まっているカーリーガールメソッドは、
くせ毛のタイプに関わらず
「髪を濡らす → クリーム&ジェル → スクランチ」
という手法が一様に紹介されがちです。
しかしこのハンドブックでは、
くせ毛を一括りにせず、カールの出方や位置、強さの違いによって、適したケアやスタイリング方法が明確に分けられています。
カールタイプは全部で7種類。
私はこめかみあたりからウェーブが出るタイプのですのでWavy Hair に分類されます。
日本でこれほど細かくくせ毛のタイプを分類している文献はないと思います。
さすが人種の坩堝アメリカの本ですね。
「同じくせ毛でも、悩みや最適解は人それぞれ違う」
──その当たり前の事実を、理論と実践の両面から丁寧に教えてくれる一冊だと感じました。


本書の中で特に「わかる…!」と膝を打ったのが、
Wavy Hairに対する分析の的確さです。
たとえば
- 「Wavy Hairは冬場はストレートヘアになりがち」
- 「毛先は一見メンテナンスしていないように見えるが、実は頭頂部がフラット」
など、まさに当事者しか分からない特徴が次々と挙げられていて、思わず頷いてしまいました。
また、Wavy Hairの人は
トリートメントやスタイリング剤を根元につけないように
というアドバイスもあります。
カーリーガールメソッドを始めたばかりの頃、
私は何も知らずに根元からクリームやジェルをつけて見事に失敗していたので、
「これ、もっと早く知りたかった…!」というのが正直な感想です😊
根元からしっかりウェーブが出るタイプの方であれば問題ないのですが、
私の場合、こめかみまではほぼストレート。
その状態でクリーム類を根元からつけると、
ヘルメットをかぶっているようなシルエットになってしまうんですよね。
この本はアメリカで2012年に出版されており、
すでに世に出てからかなり時間が経っていますが、
日本ではまだ翻訳出版されていません。
Amazonでkindle版もあります♪
内容はカーリーヘア向けのハウツーとエッセイが中心で専門書的な難しい内容ではありません。
Googleのリアルタイム翻訳を使えば邦書と同じスピードで読み進められます。
また写真も豊富で美しいムック本ですので、
本オタク的には持っているだけで気分があがります😊
(それにしても洋書がこんなに安く買えるようになる日がくるなんて…)
「世界には、こんなにもたくさんのカーリーヘアの仲間がいて、
しかも悩みは私たちと同じなんだ」
そう感じられるだけでも、とても前向きな気持ちになれる一冊です。
日本では、くせ毛のヘアケアについて体系的に書かれた本は、
まだほとんど出版されていないのが現状です。
これからもっとカーリーの裾野が広がり、
知識や経験が共有されるようになったらいいな、と心から思います。



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