「光る君へ」第26回 いけにえの姫 感想文

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「そのうち飽きる

倫子さまの豪胆さは母譲りなのだと改めて。

それにつけてもまひろの蜜月の儚さよ。

今週は、道長と倫子、まひろと宣孝、二組の夫婦のありようが対照的に描かれていました。

夫婦喧嘩は犬も喰わず。

それでは感想文、はじめます!

土御門家の夫婦

道長の苦悩

ぼさーっと見える美少女は、これまたひと昔ぼさーっ代表だった三郎君を彷彿。

自分に似た娘はどんなにか可愛いことでしょう。

ドラマだからソフトに描かれているけれど、

国の安寧のために娘をいけにえにするなんて

令和の世ならトンデモ父に認定間違いなし。

しかも彰子の入内を定子の出産にぶつけるとは。

道長もそんな政治的な駆け引きができるようになったんだ…大人になるって哀しいですね。

すべて安倍晴明の読み通りになる。怖すぎます、平安時代。

道長は娘を捧げるという苦渋の決断をしたあと、

なにを思って石山寺詣にやってきたのでしょう。

ふたたび偶然出会ってしまう二人。

トレンディドラm…の定石…

大石静御前にひれ伏しております。

いけにえという名の受難曲

突然マタイ受難曲のような荘厳な調べが流れ出し、

宮中の重鎮たちが神妙な面持ちで道長の娘を見守っている。

また幼いと言われていた彰子ですが、

なんの、髪を上げた姿は立派な貴族の姫ではありませんか。

篝火の炎が立ち昇るなか、

腰結いをする詮子の美しさに目を奪われました。

日本のドラマでこれほど宮中の行事や儀式を丁寧に美しく描いた作品はかつてありましたか?

五節の舞姫、打毬、内裏での貴族のふるまいなど、

新しい映像体験をさせてもらっていることに気づいている人も多いと思う。

これから若い人が古文を学ぶとき、

この大河ドラマもきっと理解の助けになるような気がしています。

F4ならぬ!?…公式のこういう発信うれしいです…

あでやかな後宮

彰子を見ていると

「光源氏」で、紫の上に引き取られたちい姫が浮かびます。

ちい姫は聡明な明石の上の実の娘。育ての親は美しく賢い紫の上。

比類なき姫として入内したあと、お上の覚えもめでたく、賢后として描かれていました。

一方SNSでは、彰子のふんわりとした雰囲気が女三宮と被るわと話題に。

女三宮は光源氏の北の方となるべく輿入れしてきた、先のお上の愛娘でしたね。

溺愛されて育ったからかとても未熟で、

結果源氏とすれ違い悲劇的な運命をたどった女性です。

源氏物語の要素が縦横に美しく編みこまれて

想像がふくらむのもこの大河の魅力。

まさに絵巻物。

力強き后となれるよう賢母倫子が命を賭して尽力し、

まひろが後宮の女房としてバックアップする。

最強の布陣です。

いったいどんな後宮になるのか楽しみでしかたありません。

まひろと宣孝編

妥協も愛、たぶん愛、きっと愛

BGM:「愛の水中花」

ふたりの結婚生活は史実ではたったの三年間。

そのあいだにいろいろすったもんだがあったようです(笑)

夫婦喧嘩のやりとりが文として残るなんて、

まるで主亡きあともネット上に残りつづける某つぶやきのよう。

意外にも、まひろの夫婦生活が普通に夫婦めおとだったことに安堵しました。

喧嘩したり仲直りしたりしながら相手との距離感を育てていくのが夫婦生活。

しかしまひろは生来まっすぐすぎる性格、だから道長の妾にならなかったわけで、

妥協するのむずかしいだろうなあ…

ついに業を煮やした、いと。

連れ合いを上手にあしらっている中年女ならではの助言ですが…

ごくふつうに結ばれた夫婦なら、妥協もまた愛情のひとつでありましょうが、

まひろには本気で惚れてしまった相手がいる、いまだふっきれていない女です。

父の為時は、親友宣孝のこのような振る舞いを見越していたのでしょう。

遠い親戚の叔父さんだったら何を言おうが、やらかそうが笑って許されたのに、

夫婦となるとそうはいかなくなる。

とはいえ殿のお渡りがなくなればお家存亡の危機。

一触即発、見事なまでに灰をかぶった宣孝殿。

まるで灰をかっこよくかぶるために佐々木蔵之介を配したかのよう(ちがう)

まひろ、あっぱれ。

妥協しない、自分にも、相手にも。そんなあなたが好きです😊

まっすぐなまひろの思いに応えて

道長は政の道を選んだのでした。

まひろのなかに住み続ける道長に

結局嫉妬してしまう中年男宣孝。

年上の鷹揚さを武器にするなら、まひろのそんな純粋なところも愛してあげて欲しかったな。

再来週に備え…オタクのすることは?

公式が本気

せっかくですから色々お勉強しておとなしく待つことにします!

とうとう公式ガイドブックを手に入れたわたし。

無敵感が半端ないです。一週間のブランクもこのムックで慰められようぞ。まひろ、美しい~

大石静御前と主演女優のインタビュー!脚本家ならではの主演俳優お二人への分析にグッとくるオタク。主演を張るってそういうことなんだと、納得です。

倉本先生の解説もきっちりと掲載。

公式のダイジェストも改めて最初から見直すと、新たな発見があるかもしれません。

三郎とまひろの出会いのシーンは、

こんなに小さかったのーと近所のおばちゃんのような視点で観ています。

光る君へ 特集 - 大河ドラマ「光る君へ」
「光る君へ」の時代背景や制作の裏側が分かる!歴史や美術の解説、出演者やスタッフのインタビューなどを掲載します。

         

閑話休題

最近あらためて「枕草子」に夢中です。

原文は諳んじれるほど学生時代に勉強しましたが

角川ソフィア文庫の「枕草子」

現代文、原文の順で掲載されているのが良いです。

ふつうは原文→現代文の順ですが、

先に現代文を読んでから原文(古文)を読むと情景が浮かびやすい!

原文読みながら何言ってんだかわからんというストレスがなくなります。

学生時代、古文の授業が苦手だったかた、

もしかしたら現代文→原文ルートなら

面白く読めるかもしれません!解説もだらだらせず簡潔でよき。

今なら光る君への帯がついているのも嬉しい!(byオタク)

完全訳ではありません。抜粋編です。かえっていさぎよく読めていいですよ。

予告では伊周、隆家兄弟がまた並んで弓を引いてる姿が流れてゾっとしました。

鳴弦の儀1で何の邪気を払っているのか。

中宮さまの出産と入内とのバッティングが気になります。

せっかく立ち直りかけた定子の身の上も心配。

今日もお付き合いくださりありがとうございました😊

またお会いできると嬉しいです。

  1. 弓に矢をつがえずに弦を引き、音をならすことにより気を祓う魔除けの儀礼。
    鳴弦の儀が始まったのは平安時代と言われる。もともとは誕生儀礼として始まり…
    Wikipediaより ↩︎
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