「紫式部」へのロードマップ。
はじまりは「藤式部」。
まひろのパープル人生が始まりました~待ってました!
今週も感想文始めます😊
ショムニですか!?
高貴な姫たちとはいえ立派に内裏での職務を果たしているというのに、
お手伝い…だなんて言うたらあかんーーー
吉高由里子氏のすっとぼけたような物言いがまた雰囲気があってよいのだが…
お手伝いはあくまでお手伝い。
赤衛門先生に諭されているように、まだまひろは自分の役割を自覚していない。
あなたはお手伝いをするのではなく物語を書くために内裏に来たのです。
それはさておき、女房達の日々の生活をこうして垣間見れるなんて
わくわくが止まりません!
御簾や屏風で仕切った房は…そう、言うなれば病院の大部屋にそっくり。
かろうじてカーテンで仕切っただけの大部屋。
この状況、とてもプライバシーが保たれる空間ではない!
就寝中の女房たちはどうもリアルすぎてそそられませんが…
足揉みにそっと夜陰に紛れる女房もいるよう。
気が散る散る、
こんな雑音だらけの場所で創作なんてムリ!
道長はクリエイティブ部門は畑違いなのか今一つまひろの心情がくみ取れない様子。
お上ホイホイのまひろに藤壺にいてほしい気持ちはわかるけれど
創作活動ってそう頭ごなしに言われても心がうんと言わなければ
無理なものは無理ですよねぇ。
インターミッション
と思ったらまひろが8日目の蝉のように?実家に出戻り、閑話休題。
乙丸の心遣いが嬉しい♪なんだなんだこのほっこり空間は。
好き勝手できる実家でのびのび執筆活動。やっぱりホームが一番。筆が進む進む。
そして脱稿したのが「源氏物語」第二帖、雨夜の品定め😊
若い時分に読んだときは殿方が歯に衣着せずに女性のことを論じるので、
少々ムッとした記憶があります。
よく考えてみたらこれを書いているのは女性…なんですよね。
しかしそのリアルすぎる内容は惟規を驚かせたのでしょう。
姉が殿方の頭の中をこんなに詳しく知っているなんて…と言っている場合ではないぞ、
弟よ、君のほうこそ身に覚えでも?
さあ、宿直の殿方たちがどんな話をしているのか、
いとの口を借りると下品な内容の物語はお上や彰子さまの目にどんな風にうつるのか。
「柔らかい白い着物を重ねた上に、袴は着けずに直衣だけをおおうように掛けて、
からだを横にしている源氏は平生よりもまた美しくて…」
『源氏物語」与謝野晶子訳
一条天皇(塩野瑛久さん)のビジュアルはまさに光源氏☆
なにはともあれまひろの筆が快調のようで安心しました。
まひろセンサー発動
まひろが彰子の奥ゆかしさや心の深さをいち早く気づくことができたのも、
物書きの持つ観察眼の鋭さゆえなのでしょう。
入内して間もないわけでもない中宮様のお好きな色ひとつ知らない女房たちに囲まれて
彰子さまの孤独は測りしれない。
これからはまひろがしっかりとお支えしていって欲しい。
空の青が好きと言った彰子さまがとても美しくけなげに見えました。
青が好き、青は鎮静効果のあるセロトニン分泌に効果のある色。お疲れでもあるのかな。
お上が彰子さまのほんとうの姿に気づくのもきっともうすぐ…。(すっかり彰子担です)
雀の子を犬君が逃がしつる…
道長よ、それは反則。
幼き二人の出会いの様子が描かれた光る扇。
妻と妾には揃いの柄の袿。心の恋人には扇子。
古今東西、男性が心を捧げた想い人に贈るものは皆同じ。
お金では買えないもの。
二人にしかわからない秘密の共有。
人間ってほんとうに業が深い生き物ですね。
さーて、来週は今季大河ドラマ、初の戦シーンとなるのか?
僧兵ってなんだか強くて怖いイメージなんだけど(弁慶の刷り込み?)、
道長そんな細面で啖呵切ってへーきなの?
隆家が進言していた朝廷の軍備強化への伏線が回収となるのか。
きな臭くなってきましたが、
予告ではまひろがすでに貫禄たっぷり、
女房たちに指南している姿が頼もしく思えました。
次回も楽しみですね😊
今日もお読みくださりありがとうございました。
またお会いできると嬉しいです。
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