NHK大河ドラマ 光る君へ 第32回 誰がために書く あらすじ感想文

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寛弘二年三月、一条天皇と亡き皇后定子の忘れ形見、

脩子内親王の裳着の儀式が行われました。

ちょいちょい伊周を道長の前にちらつかせるあたり、

一条天皇の地頭の良さが際立ちます。笛が上手いだけではないのだなあ。

裳着の儀式を観るのはこれで二回目。

視聴者もだいぶ宮中の儀式に詳しくなってきたのでは…

今週も感想文はじめます。

まひろ無双

漢籍や故事等女子には不必要とされていた博識ぶりがここで功を奏するなんて…

同じ女子として胸のすく思いがしました。

「読んだぞ、あれは朕への当てつけか」

だなんてお上に言われたら怖くて震え上がりそうなものですが、

柄本道長はいっつもポーカーフェイス。そこがいい。

お上、恐々でなあるけれど物語の続きが読みたいんですね。

下々の者ですがそのお気持ちよくわかります(笑)

わたしも「ツインピークス」の続きが観たくて観たくて、

夜中にレンタルビデオショップを何軒もはしごした勢です。

ここで機を逃さずまひろに女房勤めを勧める道長の決断力がすごい。

こういう風にしれーっと豪胆なことをする男性像は少女漫画的には200点満点です。

物語の力

昔ばなしを子どもに読み聞かせるのは単に娯楽目的ではありません。

昔ばなしの主人公たちは、しばしば困難に直面しそれを乗り越えていきます。

子どもたちは昔ばなしを読んでもらっているのではなく体験しているのです。

一条天皇が自分と似た境遇の登場人物が出てくる物語を読むことで、

自分を客観的に観ることができるようになり、定子を失った喪失感から癒される、

「源氏物語」にそのような役目が(偶然か必然なのか)負わされていたとは。

「枕草子」が定子を癒すために生まれ、今回もまた…。

そして大河ドラマという物語を読んでいる私たちもまたその一人であります。

まるで入れ子のような構造。

大河、後半戦、まだまだ秘密が隠されているようでわくわくします。

晴明、宇宙へと旅立つ

『2001年宇宙の旅』を観たことのある方なら共感していただけるかも?

星々の彼方へ静かに旅立った晴明のたどり着く先はきっとあそこです。

星降る夜に旅立った晴明のシーンはもしかすると今期の大河で三本指に入る名シーンなのでは?

百鬼夜行

月食をまだ人が恐れていた時代。通りすがりに鬼に出会ってもおかしくありません。

しかし、これは令和の大河ドラマ。

内裏から手に手を取って脱出する一条天皇と彰子を見てときめきましたー☺️

なんというタイムリーな吊り橋効果。二人の仲になにやら良さげな効果がありそうな予感。

彰子のつつましやかな性格と意外と肝が据わっているところはギャップがあってとても魅力的。

そろそろお上も彰子の魅力に気づくことでしょう。

「紫式部日記」も始まるよー

古文は漫画で入るのが好きです♪こちらは「枕草子」ver.もあります。

女房勤めはつらいよ、まひろ、初出仕の日。

女房達の立ち位置はそのままお家柄が反映されているのですか?

赤衛門先生が結構後ろにおられたのでちょっとびっくりしました。

それとも廊下のど真ん中でどーんとしているから一番偉いの?どっち?

宝塚の大階段ならセンターからクジャクの羽を背負って下りてくる人がトップスターなはずなんだけど。。

それにしても、ほんとうにこの強面女子の序列のなかで生活できるのでしょうか。

実家でも紅一点のお姫さま育ち。いきなり女房ヒエラルキーのなかへ飛び込むのね。

心配は尽きません。来週がますます楽しみです。

今日も長い文章にお付き合いくださりありがとうございました。

またお会いできると嬉しいです😊

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